狭心症 2015/07/10 狭心症とは冠動脈に動脈硬化を生じた結果、血流が悪くなり、心筋に充分な酸素を与えることができなくなった病態をいいます。組織が酸素不足になる(虚血といいます)と代謝に異常が生じ胸痛が起こります。狭心症の診断には症状の分析がとても大切です。治療法は薬物療法、カテーテルを用いた経皮的冠動脈形成術(PTCA)、冠動脈バイパス術のいずれかです。どの治療を受けるのかの選択には冠動脈造影検査により決められます。最近ではカテーテルを用いた冠動脈造影検査のほかにも心臓CTで冠動脈の状態を把握することができます。