メタボリックシンドローム
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皮下脂肪型は下腹部やお尻のまわりに脂肪がつき、その体型から洋ナシ型とも呼ばれます。
![pic_01_3](https://www.ito-naikaiin.com/wp-content/uploads/2015/07/pic_01_3.png)
これに対し、内臓脂肪型は上半身の内臓まわりに脂肪がつくもので、リンゴ型と呼ばれます。
内臓脂肪型は中高年の男性に多く見られ、女性では更年期を過ぎた頃から増えてきます。
メタボリックシンドロームの治療では、その元凶である内臓脂肪を減らすことが最優先されます。
内臓脂肪の蓄積は、過食や運動不足が主な原因ですが、体重を減らすことで効果的に減らすことができます。
特に肥満のある高血圧の患者様では、体重を減らすことは重要で、1kgの減量で血圧は約2mmHg下がることがわかっています。
先ずは、食生活や適度な運動など生活習慣の見直しを行い、蓄積した内臓脂肪を減少させ、肥満を解消することから始めましょう。
生活習慣を改善しても高血圧や糖尿病、高脂血症などが改善できない場合には、それぞれの症状に合わせた薬物療法が行われます。