ニコチン依存症を判定するテスト
タバコを吸うと、ニコチンが数秒で脳に達し、快感を生じさせる物質(ドパミン)を放出させます。ドパミンが放出されると、喫煙者は快感を味わいます。同時に、またもう一度タバコを吸いたいという欲求が生じます。その結果、次の1本を吸って再び快感を得ても、さらに次の1本が欲しくなるという悪循環に陥ります。この状態がニコチン依存症(=喫煙の習慣)です。
風邪を意思の力で治せないのと同じように、病気であるニコチン依存症を意思の力だけで治すことは難しいのです。最近では、喫煙治療が健康保険等で受けられるようになるなど、ニコチン依存症を治すための環境が整いつつあります。禁煙しようと思ったら、気軽に医師に相談してみてはいかがでしょうか。
■ニコチン依存症を判定するテスト
下の表は、ニコチン依存症かどうかを判定するテストです。
10項目の質問に「はい(1点)」または「いいえ(0点)」で答え、どちらでもない場合は0点とします。
合計点が5点以上ならばニコチン依存症とされます。さっそくチェックしてみましょう!